Michelle's Diary

考えたことを徒然と書きます。ヨガ中心

ヨガとAhimsaとベジタリアン

こんにちは!みしぇるです。

今回は以前ヨガとは?で説明したAhimsa(非暴力)とベジタリアンについて、私見を述べたくて筆をとりました。

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ヨガとベジタリアンの関係

インドで一か月間アシュラムでヨガ生活をしているとき、食事はオールベジタリアン、一切肉・魚・卵はなしの生活でした。

その理由は、ヨガ八肢則のYamaのひとつ、Ahimsa(非暴力)に関係します。

Ahimsa(非暴力)とは、生きているものに対して肉体的・精神的に苦痛を与えてはいけないという教えです。つまり、牛や魚を食べると、生き物を殺すことになるため、Ahimsaに逆らってしまうというわけです。

疑問ーヨギは本当にベジタリアンであるべきなの?ー

でもここで浮かんだ疑問は、「植物は殺してもいいの?」ってことです。確かにリンゴとかトマトだったら身体の一部(実)をもらうだけのため、完全に殺すわけじゃなく、苦痛は少ない、あるいはないのかもしれない。けれど、大根とかネギとかって実を取ってしまったら動物を殺して丸ごと食べてるのと一緒なんじゃね?って思ったのです。

植物のほうが動物より苦痛が少ない、という考えのもと、植物はOKという考え方となっているようです。確かに動物と違い、植物には痛みを感じる触覚とかはない(と思います)が、生きてるという意味では一緒なのでは?と私は考えています。

私の結論ー食べ物を大切に食べるべしー

なので、私は、食べ物を無駄にせず、命をありがたくいただく、という気持ちをもって食べることが最も大切、という結論に至りました。食べ物を注文しすぎたため食べきれず残したり、スーパーで食べ物を買いすぎて使いきれずに腐らせてしまった経験があると思うのですが、それは命の無駄遣いです。様々な人・生き物からサポートしてもらって生きている、この気持ちがあれば、食べ物を粗末にすることはないのではないでしょうか。

ちなみに、インドでヨガを教えてくれた先生も、国や地域によってはベジタリアンを実践することが難しい場合があるから、その場合は無理しなくてもいい。気持ちが大切だと言っていました。無理してベジタリアンをして自分自身が苦しくなるのもAhimsaに反すると思うので、できる範囲でほどほどに、苦痛を減らすことが大切だと思います。